英国で最も権威あるクラブ情報誌”DJ Mag”が毎年発表している、世界のクラブランキングで幾度となくトップテン入りを果たしている、韓国はソウルの江南区にある最高級ナイトクラブ”Octagon”の流れを汲む新店『セル・オクタゴン (SEL OCTAGON TOKYO)』が、2019年2月7日に六本木天祖神社の側にグランドオープンを果たした。
新元号へと移り変わる2019年の幕開けにふさわしい、富裕層をも満足させるであろう超上級クラブが待望の新装開店とあって、オープン前から同業者の間では大きな話題となっていた。
気になる所在地は、六本木ミッドタウンの”フジフイルム スクエア”の正面。ポールスミスが1階に入居している”アクソール六本木ビル”の地下である。
因みに店のエントランスは、VIPとして入店する場合は外苑東通り側の自動ドアから入り、専用のエレベータにて直接入店が可能である。
一般の場合は、大通り側ではなく、外苑東通りと国立新美術館を結んでいる、龍土町美術館通りという裏通り側にある階段から地下へと下りる動線となる。
龍土町美術館通りの入口付近
地下に繋がる階段付近
SEL OCTAGON TOKYOの全容を紐解く!
それでは早速、セル・オクタゴンに行ってみた感想をお伝えする。
日本のクラブ業界では初となる静脈認証システムを導入したことで、身分証明書の提示や現金でのエントランスフィーの支払いの手間を削減することを実現した、未来型のエントランス。
そこを通過すると青の洞窟を彷彿させる通路があり、その先がフロアとなっている。因みに、ロッカーはかなりの数用意されていて、一般的なカギ式ではなく全てがカードキー式なのだ。カードキーならダンスする際も邪魔にならず、しかもポケットやポーチに難なく収まるサイズなので嵩張る心配もないだろう。
メインフロアは、光の反射を最大限計算して設計されている為か、ムービングライトやレーザーの光が何倍にも感じられる。正に異次元を思わせる空間に仕上がっていた。
もちろん音響設備にも抜かりはない。世界最強のサウンドシステムだと呼び声の高い、音響ブランド『VOID』のハイスペックなスピーカーをインストールしていて、スピーカーに詳しくない方でもこの凄さは分かるだろう。非常に肉厚な音の波が体に伝わってくるはずだ。
DJブースの背後に設置されたモニターは、”DGX LED”による鮮明な描写を具現化した大型のビジョンを使っている。
トイレも豪華
レストルームに関しても秀逸な点が多々ある。艶やかに光る高級感のあるタイルを使っていて、全体的にトイレとは思えないくらいゴージャスな内装だ。
洗面台のミラーもとても大きく、アメニティも充実している。女性ならメイク直しもしやすいだろう。
因みに、使用されている洗面用品は、化粧品最大手のエスティローダーグループが手掛けている高級コスメブランド”ジョー マローン ロンドン”の製品である。ハンドソープ一つとってもボトル1本で6,000円以上する代物だ。
高級オーセンティックバーを凌駕する空間『GALLERY BAR』
美しい造形の木製のカウンターバーがある”ギャラリーバー”と名付けられたスペース。インテリアの各所にウッドや石材を使っていて、重厚感がハンパではない。
バーのサイドには、人間の顔をモチーフにした巨大な金色のオブジェが鎮座している。
また飾られている絵画は、現代アートの雄”ヒロミヨシイギャラリー”との提携により、月毎に入れ替えを予定している。アートを眺めながら飲むお酒は格別であろう。
気になるフードは、舌はもちろん目でも楽しめる超本格派の料理を用意。それもそのはず、おしゃれな飲食店を多数手がけているあの”ワイズテーブル”がメニューを担当しているのだ。
やはりVIPも秀逸!煌びやで快適性の高い『VIP AREA』
VIPテーブルは、全部で9卓用意。4,5人に丁度いい席や、段差が設けられた高い位置にある広めの席もあり、その全てが居心地の良さに拘って設計されている。
VIPを予約すれば、一般入場とは異なるルートで店内に入れるのも嬉しい配慮である。
店舗データ
- 名称
SEL OCTAGON TOKYO (セル・オクタゴン・トーキョー) - 住所
東京都港区六本木7-8-6 アクソールロッポンギ 地下1階 - 営業時間
22:00~29:00 (月~水 19:00~23:30 | バーとして営業) - 最大収容人数
700人 - アクセス
六本木駅7番出口から徒歩3分くらい